マミフラワーデザイン展2013 [お花のイベント]
さ~お待たせしました~!
待ってないって? アハハハ(^^ゞ
こちらでお知らせしました「マミフラワーデザイン展2013」、大盛況の中、閉展しました。
多くの方々にお越し頂き、とっても嬉しいです♪
ありがとうございました!
その模様をお送りしま~す。
入口はこのように・・・
Welcomeでございま~す!
今年の私の作品は?
今年は、初の試みである素材ごとのテーマ。
1.木・竹
2.土・石
3.金属
4.紙
各素材には「テーブル、床上、壁面」と展示ペースが分かれています。
私は、「木・竹の壁面」でエントリーしました。
お越し頂いた方から、よく質問されることがあります。
「どのように展示スペースを決めているの?」と・・・
募集要項が発表された後、先着順でエントリーを受け付けています。
希望の会期&テーマ&展示スペースを押さえるには、早めのエントリーが必須なのです。
さて、今年の私の作品は、我が家にあるバルサ材の在庫を活用したかったのです。
買い過ぎちゃって沢山あるのよね。
それと、眠らせたままではダメだしね。
過去のバルサ材を使った作品は、平面な扱い方だった。
今年は、それを立体的に使いたいと思ったのが始まりです。
何を作ろう・・・
壁面だし・・・
頭の中でグルグルと様々なアイデアが浮かびは消えを繰り返し・・・
ふと閃いたのが、お風呂に入っている時でした。
「お風呂のタイル張りの貼り方」でした。
同一サイズが規則的に並べられている姿を表現できないかと・・・
そこからまたアイデアを温めて・・・
ふと閃いたのが「紋様」でした。
コレだ!っと思い、紋様の本を探しに書店へ走る。
バルサ材を使うので幾何学的な紋様を作ろうと思い、
紋様の本を見ていて、目に留まったのがコチラです。
「井筒菱文」というそうです。
この井筒菱文をバルサ材で表現しようと思ったのが、作品展開催日一か月前。
デザイン画を書き、お師匠先生に相談に乗ってもらおうと・・・
実は、これに枠が付いていました。
搬入することを考え、強度も心配だったので枠を付けてみました。
お師匠先生に相談したところ、
「強度の事を考えるのは分からなくないけど、枠は安直すぎるんじゃない?
枠ではない見えない強度を考えた方がいい、この紋様の形のままを生かした方がよい。」
というご指導を頂き、当初の予定に戻しました。
まずは作ってみて、強度が無かったら考えることにしました。
さ~製作ちゃんの開始です!
どうやって作ろうかな・・・と考え、まずは型紙を作ることにしました。
拡大コピーをし、切り貼りして、イメージしている大きさに作りました。
当初の予定サイズより、縮めました。
これも勘なのですが、展示スペースとのバランスを考えて小さめにしました。
分かりずらいですが、色分けしているのは、
赤と緑が最初のベースで、
青と黄色はそれぞれ長さが同じもの
と、色分けしています。
まずは、その長さにバルサ材を切っていきます。
バルサ材の厚さは、6mm&5mmを使用しました。
バルサ材のそれぞれの接点は・・・
このように切る部分を書き、ノコギリ&糸ノコで切っていきます。
カッターでも切れるのですが、
切った断面が綺麗であるのと作業スピードを考えるとコノ道具に限ります。
その後、切った部分を紙やすりで滑らかにします。
バルサ材は、柔らかく木目に沿って切ると割れてしまいます。
木目を断つと割れない。
それを利用し、断て目に切ります。
上部を1cm残しました。凹凸を付けたかったのです。
なぜ1cm?
その時の勘と感覚です。(^^ゞ
製作過程の写真は、ここまで!
ココから先は撮ってません。m(__)m
製作において、写真は主ではないし、集中して作りたかったのでね。(^^ゞ
どうやって組んでいるの?とお思いの方もいるかな?
一部をアップ・・・
こういう感じで組んであります。
それぞれのバルサが1cmの高さを出しているので、高さを合わせて組んでいます。
順番は・・・
①と②を組み合わせ、全体の形を作り上げます。
それに③と④を足し、⑤と⑥を足します。
そうすると全体が完成☆
接合部分には、外れてしまうと困るので、木工用ボンドを塗ってます。
言葉では簡単だけど、コツコツ地道な作業でした。(^_^;)
職人とまではいかないけど、なんちゃって職人気分での作業でした。(^^ゞ
お花さんは・・・
クレマチス(デュランディ)
足元は・・・
バルサ材の余りで2本渡し、留めてあります。
この手法は、花くばりです。
花くばりとは、
吸水性スポンジを使わず、自然素材(枝・葉・茎など)でお花を留める手法です。
そんな製作過程を経て、完成した作品は・・・
開催中、このような感じに展示していました。
私以外の作品を、ココに掲載する許可を取っていないのですが、ご了承くださいませ。m(__)m
発想とは無限ですね。
お越し頂く皆さまから、「ココの学校は、自由な発想だね。」と仰られます。
マミフラワーは、「自由にデザインする」そう教えても頂いています。
自由で・・・の中には、マミフラワーで学んだ事が培かわれており、
そこに個性が加わり、それぞれの作品へと反映されています。
それぞれのワールド、それがその人の持ち味。
かつ、マミフラワーらしく。
そんな作品たちです。
では、私の作品を・・・
5/25の展示は、このような感じにお花を配しています。
5/26の展示は、このような感じにお花を配しています。
クレマチス、想定してはいたけど、やはりデリケートなお花でした。
会場内の過酷な環境の中、頑張ってくれてはいたのですがOpen前に入れ替えました。
ちょっと角度を変えて、見てみました。
いつもと雰囲気が違うね。
私の作風を知る皆さんが仰っていました。
そうだよね~。私もそう思うもの。
新しいワールドが広がったような気がします。
ちかワールドが広がる。
幅が広がることはとっても嬉しいことです。
日々勉強してきて良かったとも思える瞬間でもあります。
旦那と私の両親、お友達、生徒さん、多くの方々が会場へお越しくださりました。
とっても嬉しかったです。
ありがとうございます!
そうそう、
私の母親が、「玄関にコレを飾るから頂戴」と言ってました。
それは出来ませぬよ~。
コノ作品には私の思い入れがあるからね。
最後に・・・
このような形で梱包し、搬入出しました。
昨年同様今年も搬入前日に、けんちゃん(ちか旦那)が作ってくれました。
旦那よ、今年もありがとう!
jinnさん
fullconさん
みちさん
カエルさん
tomotomoさん
けんちゃん(ちか旦那)
リンクを貼らせて頂きました。ありがとうございます♪
今年も無事に終わりホッとしています。
多くの皆さまに支えて頂き、感謝でいっぱいです。
ありがとうございます。
開催後は、心地よい疲れの中、しばし余韻に浸っていました。
これからも学ぶ事を忘れずに、楽しみながら日々精進したいと思います。
長々と綴ってしまい・・・
最後までお読みくださり、ありがとうございます。m(__)m
なるほど、こういった作りになっていたんですね☆
お母様のお言葉ではありませんが、この作品は ぜひお家に飾りたい!
そう思わせてくれる感じが、なぜかとっても自分も強かったです^○^
by お茶屋 (2013-06-06 15:34)
会場でもお話させて頂きましたが、どこのお宅にもしっくりきそうな、そんな作品でしたね。お母様が欲しがるのも無理ないですね。ウチにも飾りたいと思いましたもん。今後のちかさんの活躍に期待です☆
あっ、デリリウムのグラスは使われましたか?
by jinn (2013-06-06 19:19)
皆さま同様、ウチにも飾って四季折々の花を楽しみたいと思いました♪
それほど魅力的な作品だったんですね(^-^)
お疲れ様でした♪
by おねえさん (2013-06-09 13:25)